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キューブパンの香りはなぜ幸福をつくるのか──“焼きたての匂い”の科学と誘惑
焼きたての香りは、それだけで“ご褒美”になる 朝一番、オーブンからキューブパンを取り出すと、店の空気が一気に満ちていく。香りが立ち上がる瞬間、パン屋をしていて…
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キューブパンの断面に人はなぜ惹かれるのか──“美しい構造”は食欲を操作する
なぜ、キューブパンの断面を見ると「食べたい」が立ち上がるのか お客様がキューブパンを買う前に、必ずといっていいほどする行動がある。中身を見ようとすることだ。…
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パンと宗教──“ふくらむもの”に人はなぜ神を見たのか
パンはただの食べ物ではなく、しばしば「神の代理人」だった パンと宗教の関係を調べると、人類はかなり早い段階でパンを「特別扱い」していたことに気づく。たとえば…
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エジプト人が“パンを食べる人”と呼ばれた理由──5000年前のふくらみと現代キューブパン
5000年前、パンを愛しすぎた人々がいた 古代エジプト人は周辺民族から「パンを食べる人」と呼ばれていたらしい。なんとも直球のキャッチコピーだが、歴史的には正確だ…
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小麦の奴隷になるまでの人類史──キューブパン店主が読む『サピエンス全史』
小麦の奴隷。なんとも挑発的な言葉だ 「小麦の奴隷」という名前をホリエモンさんがベーカリーチェーンにつけたと知ったとき、正直すこし笑ってしまった。パン屋である…
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最古のパンから紐解く人類パン好き説
最古のパンは人類をざわつかせたのか? ヨルダン北東部で発見された炭化パン片は人類学の世界に小さな波紋を広げた。推定年代は約1万4千年前。農耕よりも古い。つまり、…
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はじめに — なぜ今「国産小麦信仰」への再考が必要か
「国産小麦を使っています」という言葉は、パン屋や消費者にとって安全性や誠実さの象徴になりがちだ。特に、地産地消や“国産=信頼”というイメージが強い今日、「国産小…
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パン屋はなぜバターを選ぶのか|風味を決める“溶け方と香り”の科学
パンの味を決定づける最も大きな要素のひとつが油脂である。油脂はパン生地を柔らかくし、香りを引き出し、焼き色を与える。そして多くのパン屋が扱う油脂には、バターと…
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バターとマーガリンはどちらが健康に良い?最新研究でわかる真実
バター派とマーガリン派。この論争は、パンの歴史と同じくらい長く続いている。「バターは脂肪が多いから太る」「マーガリンは身体に悪いと聞いた」そんな曖昧な印象が、…
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バターとマーガリンの違い|成分・香り・製法を科学で読み解く
パンの味わいを決める最も重要な要素のひとつ──それが「油脂」だ。その代表格が バター と マーガリン。どちらもパンに使われるが、その違いを正確に理解している人は意外…
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パン屋の日常的な視点とは何か──“見えているもの”が違う職業の思考法
パン屋という職業には、不思議な“視点のクセ”がある。同じ景色を見ていても、一般の人とは少し違うところを見ている。専門用語で言えば「観察変数が独特」とでも言えるが…
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パン屋という仕事の“時間感覚”のズレについて考える|朝が来る前に始まる1日の話
パン屋という仕事を続けていると、だんだん「時間」に対して自分だけ別の国籍を持っているような気分になる。 日本で生きているのに、体内時計だけは別の文化圏で生活…
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