【警告】そのパン屋、入るだけでわかる。「不衛生な店」が隠しきれない“5つのズボラ” | キューブパン専門店 まつやまパン【福岡】

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【警告】そのパン屋、入るだけでわかる。「不衛生な店」が隠しきれない“5つのズボラ”

「なんか買いたくない」直感は正しい

「このお店、おしゃれでパンも可愛い!」
そう思って入ったパン屋で、ふと手に取ったトングがベタついていたり、
床に小麦粉が散らばっていたりして、
食欲が失せた経験はありませんか?

実は、パンの衛生管理は「パンそのもの」よりも「お店の隅」に本性が現れます。

前回の記事では「袋詰めされていないパンのリスク」をお伝えしましたが、
今回はさらに踏み込んで、入店した瞬間にチェックすべき「不衛生なパン屋のサイン」を5つご紹介します。プロの視点で、あなたの健康を守るための自衛策をお伝えします。


金属製のトングと木製のスタンドの接写。表面に細かいパン屑や茶色の汚れがびっしりと付いており、不衛生な状態。背景にはぼけた状態で並んだミニ食パンが見えます。

1. トングの持ち手、触る前に見ていますか?

まず最初に触れる**「トング」**。ここは、その店の洗浄頻度が最も顕著に出る場所です。

  • チェック項目:
    持ち手の部分が油でベタついていないか、パン屑が詰まっていないか。
  • プロの視点:
    トングは一見きれいに見えても、多くのお客さまが素手で触れる場所です。
    ここがベタついているということは、
    「手に触れる備品の消毒・洗浄」がルーチン化されていない証拠。
    つまり、厨房内の器具の衛生状態も推して知るべし、ということになります。

2. 床の「四隅」に潜む小麦粉の恐怖

パン屋の床に小麦粉が落ちているのは、ある程度仕方のないこと。
しかし、問題は「いつからそこにあるか」です。

  • チェック項目:
    陳列棚の下や部屋の四隅に、黒ずんだ小麦粉が溜まっていないか。
  • プロの視点:
    毎日掃除をしていれば、四隅に小麦粉が溜まることはありません。
    放置された小麦粉は、ゴキブリやネズミといった害虫を呼び寄せる「餌」になります。
    これらが夜中にパンの棚を歩き回っているリスクを、そのパン粉が示唆しています。
過酷な労働を感じさせるパン職人のイラスト。白いエプロン姿の男性が、目の下にクマを作り、力なくほうきを動かして床の大きなゴミの山を掃除しています。背景の棚には焼き上がった食パンが並び、足元にはバケツと溢れそうなゴミ箱が置かれています。

3. エアコンの吹き出し口は「黒い雪」を降らせていないか

意外と見落としがちなのが、天井のエアコンや通風口です。

  • チェック項目:
    エアコンのルーバー(羽根)に、黒い綿ボコリが付着していないか。
  • プロの視点:
    エアコンのホコリはカビの温床。
    パンは水分と栄養が豊富なため、カビ胞子にとって最高の着地先です。
    店内に風が流れるたび、見えない「カビの雪」が
    むき出しのパンに降り注いでいる可能性があります。

4. スタッフの「爪」と「エプロンの結び目」

パンは最終的に人の手によって作られ、並べられます。

  • チェック項目:
    スタッフの爪が長い、ネイルをしている、あるいはエプロンの腰回りが黒ずんでいないか。
  • プロの視点:
    「おしゃれ」と「衛生」は別物です。特にエプロンの汚れは、
    「汚れた手で何度もエプロンを触っている」証拠。
    その手でパンを並べ替えたり、レジでお金(細菌の塊)を触った後に
    手指消毒を徹底しているでしょうか?スタッフの末端にこそ、
    店の教育レベルが凝縮されています。

5. 「トレー」の裏側が湿っていませんか?

最後に、パンを乗せるトレーです。

  • チェック項目:
    重なっているトレーを剥がしたとき、表面が湿っていたり、独特の生乾き臭がしたりしないか。
  • プロの視点:
    これは洗浄後の乾燥不足です。
    水分が残ったまま密閉して重ねると、細菌が爆発的に繁殖します。
    その上に温かいパンを乗せると、細菌をパンに転写しているのと同じです。

まとめ:あなたの「違和感」は、だいたい当たっている

パン屋さんは、本来「幸せな香り」に包まれる場所であるべきです。
しかし、今回挙げた5つのポイントのうち、2つ以上当てはまる店は、
衛生管理への優先順位が極めて低いと言わざるを得ません。

明るい光が差し込むベーカリーの店内。デニムシャツを着た男性が、個包装されたパンが乗ったトレイを手に持ち、楽しそうにパンを選んでいます。左側の棚には透明な袋に入った食パンが整然と並び、奥ではエプロン姿の女性店員が商品を補充しています。

明日から使えるワンポイントアドバイス:
お店に入ったら、パンを凝視する前に「上(エアコン)」と「下(床の隅)」をチラッと見てみてください。そこが綺麗な店は、パンの扱いも丁寧で、信頼に値します。

この記事の著者

原 新

和食料理人としてオランダをはじめヨーロッパ各地で料理修行。帰国後は様々な修業を重ねたのち、地元・福岡で郷土料理や大麦料理、スープ専門店など、幅広い食文化に携わってきました。
その後、「料理の延長としてのパンづくり」をテーマに独学でパンの世界へ。ベーカリー経験ゼロからYouTubeで1800時間以上学び、一辺6cmの四角い“キューブパン”という形にたどり着きました。
雑穀マイスターとして穀物や発酵の個性を生かしつつ、最近はAIも活用して新しいフレーバーや商品アイデアを探るなど、職人の感覚とデジタルの知恵を掛け合わせた開発にも取り組んでいます。
「まつやまパン」では、“会話のきっかけになるパン”をテーマに、ちょっと楽しく、ちょっと深いパンづくりを続けています。

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