パン屋の「むき出し」は不衛生?プロが教える安心な店の見分け方と、袋詰め販売にこだわる理由 | まつやまパン

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パン屋の「むき出し」は不衛生?プロが教える安心な店の見分け方と、袋詰め販売にこだわる理由

パン屋の「むき出し販売」が気になる…これって不衛生なの?

「美味しそうなパンが並んでいるけれど、個包装されていないのが気になる…」
「他のお客さんの咳や飛沫は大丈夫かな?」

パン屋を訪れた際、このように感じたことはありませんか?
実は、昨今の衛生意識の高まりにより、
**「パンのむき出し販売」**に対して不安を感じる方は非常に増えています。

今回はパンの専門家の視点から、むき出し販売の裏側と、
本当に安心して通えるパン屋の見分け方について解説します。


「むき出し」でも安心な店と、注意が必要な店の違い

結論から言うと、「むき出し=すべてが悪」ではありません。
衛生管理に徹底してこだわっているお店は、
陳列方法以外にも工夫を凝らしています。

左に「DOUBLE DOOR PREVENTS DUST」と書かれた二重扉の図、中央に色とりどりのキューブパンが入ったガラスショーケース、右に「CLEAN AIR CIRCULATION」と書かれた循環アイコンが並ぶ説明図

1. 衛生への配慮があるお店の工夫

「むき出し」に見えても、以下のような設計がなされている店は信頼度が高いといえます。

  • 二重扉の設置 入口が二重になっており、外気や埃、虫が直接売り場に入らないよう工夫されている。
  • 密閉型のショーケース お客様が扉を開閉して取り出すタイプや、対面式で店員が取り分けるスタイル。
  • 空気循環システム 常に空気を清浄に保つ工夫がされている。

2. 注意が必要な「無頓着な店」

問題なのは、店主やスタッフが衛生に対して無頓着なケースです。

  • 自動ドアが開くたびに外の風がパンに直撃している。
  • トングが長時間洗浄されていない。
  • 飛沫防止の対策が一切なく、低い位置にパンが並んでいる。

こうした環境では、いくらパンが美味しくても、安心して食べることは難しいですよね。


当店が「全品袋詰め」での陳列を貫く理由

私たちが運営する「まつやまパン」では、すべてのパンを袋詰めした状態で陳列しています。

理由1:店主自身が「裸のパン」が苦手だから

実は、私自身がパン好きの一人として、
むき出しで置いてあるパンを買うことに抵抗があります。
「自分が大切に作ったパンを、一番綺麗な状態で食べてほしい」。
そう考えると、自然と「袋に入れる」という選択肢しかありませんでした。

理由2:写真映えよりも「安心」が優先

写真のキューブパンのように、
彩り豊かなパンは「袋がない方が綺麗に撮れる」というお声をいただくこともあります。
しかし、私たちは**「視覚的な美しさ」よりも
「口に入れる時の安全性」**こそが、パン屋としての誠実さだと考えています。


明日から使える!
「安心なパン屋」を見極める3つのチェックポイント

あなたが素敵なパンタイムを楽しむために、
お店選びの参考にしてみてください。

  1. 「空気の流れ」を見る:
    入口とパンの距離が近く、外気が直接当たっていませんか?
  2. スタッフの動きを見る:
    パンを並べる際、手袋の着用やアルコール消毒が徹底されていますか?
  3. 包装の状態を見る:
    個包装、またはしっかりとしたカバーがあるか。特にデリケートな菓子パンが守られているか。

まとめ:パン選びは「安心」選び

水彩画のタッチで描かれた、透明な袋にリボンで包まれたピンク色の断面を持つキューブパン。背景にはコーヒーカップが置かれ、窓際でパンを両手で包み込むような構図。

パンは、日常の小さな幸せを運んでくれるものです。
その幸せに「不衛生かも?」という不安が混ざってしまってはもったいないですよね。

まつやまパンでは、これからも皆さまが心から安心して、
最高に美味しい状態のパンを楽しめるよう、徹底した衛生管理と袋詰め販売を続けてまいります。

この記事の著者

原 新

和食料理人としてオランダをはじめヨーロッパ各地で料理修行。帰国後は様々な修業を重ねたのち、地元・福岡で郷土料理や大麦料理、スープ専門店など、幅広い食文化に携わってきました。
その後、「料理の延長としてのパンづくり」をテーマに独学でパンの世界へ。ベーカリー経験ゼロからYouTubeで1800時間以上学び、一辺6cmの四角い“キューブパン”という形にたどり着きました。
雑穀マイスターとして穀物や発酵の個性を生かしつつ、最近はAIも活用して新しいフレーバーや商品アイデアを探るなど、職人の感覚とデジタルの知恵を掛け合わせた開発にも取り組んでいます。
「まつやまパン」では、“会話のきっかけになるパン”をテーマに、ちょっと楽しく、ちょっと深いパンづくりを続けています。

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